ふすまの開閉でつっかえるようになりました。
ふすまの開閉トラブルとしては、戸車(ふすまの中にあるローラー)がすり減ってスムーズに動かなくなっている場合がほとんどですが、今回のケースでは、溝(敷居)の部分に段差ができてしまい引っかかるようになっていました。
紙やすりで溝を研磨してできるだけ段差を誤魔化し、100円ショップで買ってきたローソクのような素材でスムーズに滑るための対策グッズ(名称失念)をヌリヌリして使っていましたが、それでも戸車との摩擦で溝がすり減ってきてしまうので、根本的な対策グッズとして川口技研の「敷居スベリ」を試すことにしました。
「敷居スベリ」はテープ状のカバーで、木でできた溝の部分を保護してくれる製品。さらに戸車が滑りやすい処理になっているということで、ローソクヌリヌリよりも効果的です。
まずは溝の部分(敷居)に溜まっているゴミを掃除機やブラシで取りのぞきます。
付属する紙やすりで研磨して、段差をできるだけ平らにします。
削りカスはウェットティッシュで掃除しましょう。
敷居すべりには両面テープが付いているので、それで貼り付けます。
途中でカットせずにできるだけ1本の状態で貼り付けましょう。
適切な長さにカットしてピッタリ貼り付けられるように、若干長めにカットして、端からピッタリ貼り付けていきます。両面テープをじょじょに剥がしながら貼り付けていくと、やりやすいです。
失敗しても数回はやり直せるので、落ち着いてゆっくり貼っていきましょう。
今回購入したのは3.8mのものです。
一般的なふすまなら、これで2レーンはれます。
ふすまを取り付け、数回開閉して戸車で圧着させます。
今回、戸車は交換していませんが、引っ掛かりなくスムーズに開閉できるようになりました!
これは効果絶大ですね。
溝(敷居)の保護にもなるので、新しいふすまや障子に使うのも有効かなと思いますが、敷居すべりの厚みがあるので、基本的には溝(敷居)がちょっとすり減った状態のふすまや障子に使うのが良さそうです。