Goshugi noshibukuro 02

結婚・出産・入学などのお祝いの時に、金一封を渡す日本文化。

のし袋、お祝い袋、金封、祝儀袋などと呼ばれます。

中には封筒が入っていて、ここにお札を収めます。
外袋は折りたたみ式になっていて、お札を入れた封筒を包みます。

一応、作法としてお金の入れ方や外袋の包み方があるようなので、それをご紹介します。

金額はいくら渡せばいいのか?

例えば、身内の結婚・出産祝いでは、3万円〜5万円くらいが相場と言われています。友人や親戚なら5,000円〜が相場。

懐に余裕があれば10万円でも100万円でも構いませんが、貰う側に気を使わせてしまうような間柄なら、数千円〜数万円がベストでしょう。

  • 結婚祝い:5,000円〜10万円
  • 出産祝い:5,000円〜5万円
  • 入園祝い:3000円〜30,000円
  • 入学祝い:5000円〜30,000円

入園祝いや入学祝いなどは子供に渡すものなので、仰々しいのし袋ではなく、可愛らしいキャラクターのポチ袋の方が喜ばれます。

あと、金額の大小と問わず、4や9はNGです。

祝儀袋へのお金の入れ方

Goshugi noshibukuro 01

縁起物なので作法通りに入れましょう。

お札は、封筒の表向きに顔が来るように入れます。

重要なのはここだけ。
あとは、外袋に包んで“のし”を装着、札に名前を書いて完成!

渡すタイミング

結婚祝いなら、結婚式や本人に会った時。
出産祝いは、退院して母子の状態が安定してから。退院後1週間くらいでタイミングを見て渡します。

入園・入学祝は、お年玉感覚で渡せばいいでしょう。